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なんでもいいや。

なんとなく、モバイル暦を振り返ってみる。

2008年が始まってもうすぐ1週間。今年は新年早々、モバイル環境に大きな変化が・・・・・今年は面白い1年になるかもしれませんね・・・・・

ここで、自分のモバイル暦を軽く振り返ってみましょうか・・・

■2000年以前
当時は、携帯電話はあくまでも通話の道具でしかありませんでした。ちょっとしたメールのやりとりでも、パソコンと接続する必要があり、単なる「低速な回線」でした。
iモードなどのインターネット機能を備える前は、ポケットボードなどメール専用端末なんてのも流行りましたね。

■2001年
ちょうどこの辺りでしょうかね?携帯にインターネット機能が搭載されるようになった頃は・・・
この頃の携帯のネット機能は、あくまでも「おまけ」レベルでしたね・・・。

当時使用していたモバイル端末はシャープのJ-SH04、携帯に初めてカメラが搭載された当時ハイエンドの機種でしたが、画素数はたしか10万画素で解像度はいまの携帯のインカメラ以下。
おまけに液晶画面は256色表示のため、まったく使い物にならなかった記憶があります。

ネット環境用に使用してたのは、シャープのザウルスMI-E1とNTTドコモのコンパクトフラッシュ型通信カード P-in comp@ctという端末でした。
定額ではなかったものの、当時としては高速な64k通信で快適な通信環境だったと記憶してます。

当時持ち歩いてたツールはPDA類だけでなんと3台!メインのPDAとしてPalmOSを搭載したVisorデラックス、ネット用にザウルス、文字入力の多い作業用にモバイルギア2(ドコモ版)を使用していました。
それぞれ短所・長所があり、普段の予定管理用、ネット用、データ入力用と使い分けていました。


■2002年
この年にメインで使用していた携帯はドコモのSO503i。ドコモ端末としては初めてのiアプリ対応端末。いまの携帯電話に近い形になってきましたが、iアプリも画面の解像度の低さやメモリ容量の低さからゲーム以外には使い物にならなかった記憶があります。

この頃使っていたネット環境はDDIポケット(現Willcom)のエアエッジのCFカード型端末。SONYのPalmOS搭載のPDA、クリエを使用していました。
このエアエッジの特徴は定額通信。32kという低い速度だったものの、定額で使い放題、従来のPHSの欠点であった高速移動中(クルマや電車など)ではほとんど使用できなかった点が改善され、より実用的に使えるもモバイル環境でした。


■2003年
この年にメインで使用していた携帯はドコモのD251i。ドコモ端末としては初めてのカメラ内蔵端末。17万画素と決して解像度の高いカメラではありませんでしたが、VGAの解像度での記録に対応し、メモリーカードにも対応していたので、お遊び用のカメラとしてはどうにか使えるレベルになってきました。
この時点でも携帯のネット環境は実用的とはいえず、やはりネット環境はPDAで使うしかありませんでした。

当時使用していたPDAはSHARPのザウルスSL-C860。Linux対応のフルキーボード付きのPDA。ポケットに入るサイズでLinuxというOSというおかげで多くのフリーソフトに恵まれ、より多くの事がPDA単体で行えるようになり、外出先でノートPCが必要になる場面も減り、この頃からノートPCを持ち歩くなりました。


■2004年
この年の前半にメインで使用していた携帯はドコモのF505i。QVGA対応の液晶画面に100万画素の内蔵カメラ、28.8kの通信速度と、ようやくネット端末として実用的に使える端末が登場しました。
しかし、通信料金は従量制なので、メインで使っているネット環境はやはりPHSが中心でした。
この年の3月に発売されたFOMA900iが発売され、携帯電話が大きく変わった年でした。高速な通信環境と200万画素のデジカメ並みのカメラ、高解像度の写真をそのまま送信できるメール機能などが搭載され、より実用的に使えるモバイル環境に近づきましたが、当時はまだパケット料金の高さが問題でした。

■2004年
携帯の環境に関しては特になし。PDAに関してはシャープのLinuxザウルス、SL-C3000を購入したが、こちらもストレージに4GBのHDDを搭載するものの、それを活かした活用法が見当たらず、環境としては大きな変化はありませんでした。

■2005年
携帯はSH901iCに機種変更。当時としては珍しい二軸回転機能を搭載するものの、TV機能を搭載してるわけでもなく、特に実用的な使い道はなかった記憶があります。
それ以外にモバイル環境に特に変化なし。

■2006年
この年の2月、ドコモのFOMAでパケット通信定額制サービス、パケホーダイが開始されました。この頃には、携帯電話でのコンテンツがかなり増え、PC向けの掲示板やブログなどのサービスでも積極的に携帯電話への対応が進み、プライベートではほとんど携帯電話で済むようになってきた。
この頃から携帯でPC用のサイトを閲覧できるフルブラウザが出始めてきましたが、当時のケータイで動かせるソフトの容量も小さく、画面解像度もQVGAだったため、PC用サイトを閲覧するのにははやりPDAの手助けはまだまだ必要でした。

■2007年
昨年、メインで使っていた携帯はドコモのSH903iTV。携帯各社からワンセグ対応端末が発売された年です。アプリ機能も本体メモリで1MB以上のメモリが利用できるメガアプリが一般的になり、携帯ゲーム機と遜色のないゲームが数多く登場しました。
カメラ機能も動画でVGA解像度、15~30fps程度でビデオカメラの代用として何とか使えるレベルになってきました。

PHSは2002年以来5年ぶりの機種変更でSHARPのW-ZERO3を購入しました。特に意味はありませんでしたが、9800円という価格で衝動買いしましたが、この頃からPHSやPDAの必要性が低くなってきましたが、ZERO3は携帯で閲覧できないサイトを見るときに必要でしたので、とりあえず最低限の料金プランに変更して似こしておくことに・・・・・

■2008年
2008年始まってまだ数日ですが・・・・昨年末に発売され即購入したD905iでモバイル環境に劇的な変化が起きました。
それまで合計3台持っていた携帯やスマートフォンが1台で集約することが出来ました。
W-VGA液晶を採用したD905iのおかげで、それまで実用的でなかったフルブラウザが実用的に使えるレベルになり、6年間お世話になったウィルコムを解約する決心がつきました。
また、GPS搭載でカーナビの代用品として充分に使えるナビ機能も個人的には頻繁に使います。特に営業車に搭載されている8年前の古いDVDナビでは検索機能に不安がありましたが、携帯では画面が小さいものの、常に最新のデータで利用できるのは仕事で使うのに大きなアドバンテージになります。

今年は携帯電話業界にとって大きな節目の1年になるのではないでしょうか?昨年末のFOMA900シリーズ以来3年ぶりの大幅なモデルチェンジに、料金携帯も大幅に見直されました。
今日現在では905の魅力を最大限生かせるコンテンツがまだまだ少ないような気がするのですが、それらが揃ってくれば本領発揮・・・・でしょうね。
by jpn-ph | 2008-01-05 22:31 | モバイル
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